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2007-09-20 (Thu)
07030



真実と事実…。
前にも書いたことがあるような気がするけれど、
「真実」と「事実」は大きく違う場合がある。

真実はたぶんいくつもあって、
人によっても違うだろうし、
一人の人の中でもいくつもあるものなんだろうと思います。

でも事実は違う。
事実は必ず一つしかなくて、
それは一度起きてしまったら変わることはない。

「人の中にある真実は、
時と場合によって変わることがある。」
私はそう思えるようになって、
少し気が楽になったのを覚えています。
でも、実際にあった事実を
自分の中の真実を置き換えてしまうことはどうしてもできない。

あだ討ちが一番いい例でしょうか。
それなりの理由や正義や信念があって、
それがその人にとっての「真実」。
殺す相手の気持ちやその家族の気持ちは二の次で、
切羽詰ってる人ほど、
他にたくさんある「真実」に目を向けられず、
自分の「真実」しか見えなくなってしまうことが多い。

でもその真実に基づく行動の結果、事実は。
その人が相手を殺し、一つの命を奪い、その人は殺人者になった。
ということ。
その人に家族がいれば、その家族は「殺人者の家族だ」ということ。
それだけです。


その人は、その人の真実に基づいて
「俺は正しいことをした。俺は悪くない。
相手はその報いを受けるだけどのことをしてきた」
と主張するかもしれない。
たとえ、殺された相手が本当にそういう人間だったとしても、
事実は変わらないのです。

真実がいくつあったとしても、
事実はいつも必ず一つしかない。

その事実をきちんと受けとめた上での真実なのか、
それともそこをあやふやにしたままの真実なのか。
それによってその「真実」の意味は大きく違ってくる。
どちらがいい悪いの話ではなく、です。

私にはいつも後者が出来なくて。
だからいつも苦しむわけです。
でも私はそれでいいと思っています。
それが私の「真実」なのです。
自分の真実を事実と置き換えたりなんかしない、できない。
どんなに受け入れがたい事実であっても、
その上に成り立つ真実をみて生きたいと思っています。

最近ミスチルのAnyという歌にハマってます。


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私の操作ミスからか、
記事の後半がupされてませんでしたので、
訂正いたしました。 09/21 09:00

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