2004-08-23 (Mon)
「ごめん」と「ありがとう」
私がよく使う言葉たち...
ぽちぃ?「謝るなら最初からしなければいい」
そう言われたことがあります。
でも、私はそうは思わないのです。
だって、「悪い」と思ってもしたいことがある。
「申し訳ない」と感じてもしなければならないことがある。
誰かを傷つけても、譲れない想いがあるから。
「悪いと思うけど私は謝らない」
そう言われたこともあります。
私には、それもよくわかりません。
だって、悪いと思うならば謝ればいい。
人の感情というのは一つではないはず。
「申し訳ない」という気持ちと
「どうしても譲れない」という気持ちは同時に発生しても不思議じゃない。
それを正直にそのまま言えばいい。
「ごめん」の後に「でも」が続いても仕方ない。
それは…とても正常なことだと私は思います。
昨日、とある人に「ごめんね」と言われました。
…謝られなければ、わがままの一つでも言えたのに…。
そんな風に謝られてしまったら「仕方ないよ」と返すしかない。
その件に関して、決して謝ることのなかった人が
私に「ごめんね」と言った。
私はいつもその話になると突きつけられる現実が恐くなって、
自分の心の防御壁を高くしていたのだと思います。
そして、わがままや厭味を言って相手を攻撃して自分を守ろうした。
でも初めて心に響く「ごめんね」を言われて……、
そのたった一言で、防御壁は見事に…溶け崩れた。
私は…決して「ごめんね」が欲しかったわけじゃない。
「謝るなら最初から?」と思ったこともあるけれど、
それでも譲れない想いがきっとそこにはあるのだろうと、
最近はそう思えるようになりました。
譲れない想いはいつまで私を翻弄させるのでしょうか。
それでも一つ確かなことは、
今一番伝えたい気持ちが「ありがとう」だ、ということ。
それだけは、確信を持って言えます。
自分を守るために高く築き上げた防御壁は、
そのたった一言で行き場を失い、見事に溶け崩れ
涙となり、瞳から溢れ、頬を伝って落ちていきました。
藍、21♀。
…まだまだ前途多難ですね(・・;)_
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