2ntブログ
04≪ 2024/05 ≫06
12345678910111213141516171819202122232425262728293031
-------- (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| スポンサー広告 |
2006-11-25 (Sat)
20061125172013


「仕方がない」と言われて
私はどうすればいいんだろうか。

祖母が亡くなって
人が死ぬことは仕方がないと思った。
とても悲しいことだけれど致し方なく、
受け入れるしかないことだと思った。


自分の責任で招いた被害を
受け入れることも仕方がないと思う。
例えば働かなければお金がないのは仕方がない。

お金がなければご飯が食べられないのは仕方がない。
罪を犯せば何かしら失うのは仕方がない。


たぶん、
『仕方がない。』
は、
諦めに近い、受入の言葉。
それを受け入れるしかない結果のこと。
本当に「仕方」がない状況のこと。


だからパン盗んだ人が、
「職も追われてお金がなくて
何日も何も食べてなくて
『仕方がなかった』んです」

というのは少し違う気がする。
そこには「仕方」が何通りも残されているから。
諸事情により何も食べられないのは仕方がない。
でもだからと言って
パンを盗むことが仕方がなくなるわけではない。


自分の意志で変えられる何かを
「仕方がない」と言い切るのはよくない。
私だって意志で変えられるはずだけど
意志薄弱なために
なかなか変えられていないことがたくさんあるけど
それを「仕方がない」で終わらせてしまったら
もうそこで諦めなのです。

諦めに近い受入の言葉、ではなく
諦めて自分を正当化する逃げの言葉
になるのです。


卑怯なことは
人生なるべく少なく済ませたいものです。
| philosophy | COM(4) |
コメント







管理者にだけ表示を許可する