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2006-01-16 (Mon)
19


昨日はいろいろあった日でした。

応援御願いたします。
現在【880位】

(あばうと様が見つけてくださいました。
H"じゃぁ880位にたどり着くのに何時間かかるか…(;´Д`)
ありがとうございましたm(__)m)
昨日は父と母の結婚記念日でした。
単身赴任してる父から母宛てに
昨朝花束が届きました。
例年、そんな記念日なんて覚えていない父。
不審がった母が電話で確認してみると、
「所属ロータリーからの花束」と
父が真実を告白。
母は怒ったような、
それでもやはり嬉しいような顔をして、
花を飾っていました。


私は、木曜・金曜と会社を休んでしまったので、
その挽回のため出社。
1時間ぐらいして、
母から携帯にメールが入りました。
至急連絡ください。
いつも大したことじゃないことでそう連絡してくるので、
また同じだろうと思い電話をしてみたら、
電話先で母が泣いていました。


「おばちゃんが今朝亡くなったって。
もう一度逢いに行けばよかった。
もう一度逢いたかった。」


母が、「おばちゃん」と呼ぶ方は一人。
血の繋がりのない、でも母の心の支えのような、
一面においては母の育ての親のような方でした。
その方が、亡くなられたんです。
その方の容体が思わしくないことは、
昨年からすでにわかっていたことでした。


母は一度夏の終り頃にお見舞いに行きました。
その時に確実に迫る死を確信したのか、
その後母は何度も私に一緒に
お見舞いに行こう、と誘ってくれました。
秋も冬に入ってからも年末も、
そしてつい最近…年が明けてからも。


でも私は一度も行かなかった。
私が行かないから、母も行かなかった。
今日じゃなくて明日でいいと思ったんです。
明日じゃなくて明後日でもいい、と。


「人間明日なんてないかもしれない」
あんなに強く思ってたハズの私が、
なんでこの件に限ってそう思えたんでしょう。
私が行かなかったことで、
もう一度おばちゃまと逢うことが叶わなかった母に
どう償えば私は許してもらえるのでしょうか。
それとも誰かに許してもらいたいと思うこと自体が
おこがましいことなんでしょうか。


結婚記念日。大切な人の命日。
「覚えていて」とおばちゃまが言っているのでしょうか。
人の命に比べたらはるかに重要性が低いことばかりなのに、
目先のことに囚われてしまって、
滅多に出ない母からのSOSに
気づいていたのに後回しにした私。
母にとって、どんなに大切な人か知ってたのに。


どう頑張ったって、
もう二度と生きているおばちゃまには逢えない。
母とおばちゃまが話すことはない。
両親の結婚記念日に必ず思い出す。
私ができたこと、すべきだったこと。
できなかったこと、しなかったこと。


母さん。
本当に、ごめんなさい。
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